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毎日1時間のシャドーイングで実現。
転職と海外出張を支えた英語力。

英語コーチングスクールでのレッスンとシャドーイングバディを併用しながら英語学習を継続されているHY様。シャドーイングバディ受講のきっかけと、得られた成果について伺いました。

十数年のブランクからの再挑戦

英語学習を始めるきっかけについて教えてください: 英語は大学受験を最後に十数年のブランクがあり、留学経験もなく、しっかり英語を勉強したのは受験勉強だけという状態でした。仕事に余裕ができて時間が確保できたこともあり、ずっと苦手というか遠ざけてきたものに挑戦しようと思ったのがきっかけで、3年ほど前に英語コーチングスクールに入会しました。

自己学習で感じていたシャドーイングの課題を解決

シャドーイングバディ受講のきっかけを教えてください: シャドーイングに関しては、英語コーチングの受講を開始した当初から自己学習で続けていましたが、2つの課題を感じていました。

ひとつは、私にとってシャドーイングがワクワクするものではなかったということです。1週間に20時間の英語学習計画のうち、数時間をシャドーイングに当てる形にしていましたが、理想は毎日コンスタントに30分から1時間実施することだとわかっていました。ただ、実際にはなかなかやろうという気にならず、教材はあるけれど毎日コンスタントに取り組むことができていませんでした。

もうひとつは、ちょうど良いレベルの教材を選ぶのが難しかったことです。用意した教材はレベルが高いと感じ、通常のスピードで聞くと当時の私には結構大変で、口が追いつかないレベルでした。スピードを下げたりもしましたが、それで良いのかなという気持ちもありました。

これらの課題を抱えていたなか、シャドーイングバディは毎日課題が届くため「やらなきゃ」と思えるところと、人に添削してもらえるという2点があって、やってみようと思いました。

意味理解ができていなかった

ご自身の英語のどこに課題意識をお持ちでしたか？: リスニングに課題がありました。「話せない言葉は聞こえない」とよく言われますが、それを日常的に実感していました。シャドーイングバディでは毎日異なる課題に挑戦するのですが、音のコピーはできても、結局そこで何を言われているのかが分からない、意味理解ができないという状態でした。
ボキャブラリーも知らないこともありますし、音声がくっついたり、音声変化したものが分からない時もあります。それを毎日実感していました。

多様な英語アクセントに慣れ、リスニング力が大きく向上

受講後、どのような変化がありましたか？: 実は昨年、仕事で英語を使う会社に転職しました。今の職場は海外出身のメンバーが多く、色々なアクセントの英語を聞く機会があります。英語ネイティブの国から来る方は特にリンキングされていますし、ボキャブラリーもまだまだ足りないという状況で、最初は結構リスニングで課題があると感じていました。
それが、徐々に慣れていき、シャドーイングバディを毎日1時間ほど続けることで、半年くらい経ったころに本当に「ちょっと前より聞こえているんじゃない？」と思える瞬間がありました。

海外出張や職場での会話で、自信を持って英語を使えるように

具体的にはどのような場面で成長を実感されましたか？: 務め先が変わったことで、海外出張の機会が増えました。現在は年数回、海外出張に行っています。最初はそもそも出張に慣れておらずうまくいかないこともありましたが、3ヶ月前や半年前と比べ、聞こえる英語の量が増えたと実感しています。

読み書きは今の時代いくらでもアシストしてくれますが、話すのだけは人を目の前にして自分が今話せないと戦えないと思っているので、すごく役立ちましたね。
職場でシャドーイングバディの学習を通して新しく学んだフレーズを使ってみたところ、同僚に「前より話すのが滑らかになったね」と言われたことがあって、それはとても嬉しかったです。

人による丁寧なフィードバックと温かみのあるサポート

他の学習方法と比較してシャドーイングバディの良さはどこにありますか？: やはり人が添削してフィードバックを返してくれる感じが良いです。毎日提出すれば、毎日フィードバックを受けられます。独学では叶わない大きなメリットだと思います。

文法的に本当に正しいか、この音のつながりで本当に良いのかというのは結構曖昧な部分があって、AIに「この英語は自然ですか？正しいですか？」と聞いても、たまに疑問が残ることがあります。それを、人が見て返信をくれるという安心感があります。

コメントにも、人間ならではのぬくもりを確かに感じます。1ヶ月前にも同じことを指摘されたなと気づいたとき、人に言われている感覚があるともう少し気をつけようと思ったりするので、私にとってはAIではなく人、という点が大きな魅力です。

また、スマートフォン1台で完結する点も気に入っています。外出時に本を持って行かなくて良いので荷物が増えずありがたいです。

「焦りすぎです」という一言で気づいた、本当の課題

コンサルタントのフィードバックで、印象に残っているものはありますか？: 初期の頃に提出したシャドーイング音声に対して、「焦りすぎです」ときちんと指摘していただいたのが印象的でした。
本で学習していた時に、すごくスピードの速い題材に取り組んでいました。おそらく、ついていけずに口が回っていない状態でも、なんとなくシャドーイングとしてやっていたんです。シャドーイングバディを始めたころも上級のスピードについていけず、やはり口が回りきらなかったのに、なんとか同じ秒数で言おうとめちゃくちゃ焦って話していたんですよね。それに対して「焦っています。そんなに焦らなくて良いです」と言ってくれる人はいなかったので、すごく印象に残っています。

色付きの音声変化表示で、自然に発音のコツが身につく

シャドーイングバディのステップは分かりやすかったですか？: わかりやすいです。特に色付きで音声変化が示されているのが良いです。流れに沿って一通りやるのはもちろんですが、結局、その過程に最後に自分が録音する時も注意すべきポイントが全部入っているので、その表現に慣れてくると「ここ気をつけよう」とちゃんと意識できるようになります。

1時間以内で完結。無理なく続けられるボリューム

1つの題材の長さはいかがですか？: 40秒前後なので、ずっとループしていても1時間以内で完結します。最近は聞いてすぐ理解できるものが増えて、2〜3回聞いてすぐにシャドーイングできるものだとトータルで40分くらいに縮まったこともあります。だんだん慣れてくると時間も短くなってきますし、適切な長さだと思います。

自然な発音への意識が定着し、口の動きもスムーズに

実際の会話でも音声変化を意識するようになりましたか？: 昔に比べたらくっつけて発音するとか、あいまいに発音するといったことに慣れてきた気がします。例えば、インターネットを昔は「インターネット」と言っていたのが、「イナネッ」と言えるようになりました。何回も練習して口が慣れたものはそのまま言えていると思います。

仕事でそのまま使えるビジネスシーンが豊富

お気に入りのテーマはありますか？: やはりビジネスシーンの会議や企画系のテーマが、仕事でそのまま使えるものが多いので結構好きです。仕事に直結するものは理解も早くできるように思います。
「詳しく説明してください」など、今までの英会話学習の中であまり習わなかったような表現が結構頻繁に出てくるので、「こういう表現あるんだ」「今度時間があったら使ってみようかな」と思いながら取り組んでいます。

毎日学習を継続したい方、リスニング力を伸ばしたい方に

どのような方にシャドーイングバディをおすすめしたいですか？: ひとつは毎日コンスタントに取り組みたいと思っている人におすすめです。なぜなら、「23時59分までに録音を出さないと」という気持ちになる人にとって、1回逃すともう採点はしてもらえないということが、良い意味での強制力になるからです。毎日コンスタントに学習するきっかけになると思います。

個人的に、シャドーイングバディに取り組むことで結構リスニングに結果が返ってくると感じることが多いので、リスニングに課題を感じている方にとって、量的にもちょうど良いコンテンツなのではと思います。

まずは数ヶ月続けてみてください。変化は必ず訪れます

これからシャドーイングバディに取り組む方へのメッセージをお願いします。: とりあえず、数ヶ月続けてみてください。1日、1週間単位では変化を感じなくとも、振り返って3ヶ月、6ヶ月前と比べると変わっている部分があるはずです。そのくらいの期間はちょっと頑張って続けてほしいなと思います。
毎日LINEで音声を提出するので受講開始当初の音声も聞けますし、教材で触れた単語やフレーズをLINEの検索機能で探し出すこともできます。そういった意味でも、続けることで蓄積される価値があると実感しています。

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