上司や同僚に「どうだった?」と聞かれたとき、英語で自然に感想を述べる表現を紹介します。
基礎 ・ 実践 ・ 応用 の3段階で使える例を見ていきましょう。
基礎:「大変だったけど、たくさん学びました」= It was hard, but I learned a lot.
使いやすさ:★★★★★
フォーマル度:★☆☆☆☆
👉「大変だけどポジティブに」伝えられる万能表現。上司への報告にも使えます。
A: How was the meeting?
会議はどうでしたか?
B: It was hard, but I learned a lot.
大変でしたが、たくさん学びました。
実践:「大変だったけど、有益でした」=Tough, but helpful.
使いやすさ:★★★★☆
フォーマル度:★★☆☆☆
👉“Tough” で少しストレートながら、”helpful” で前向きに締めくくるバランスの取れた表現。
A: How was your meeting with Mr. Green?
グリーンさんとの会議はどうでしたか?
B: Tough, but helpful. I realized he’s not angry, just very detail-focused.
大変でしたが、有益でした。彼は怒っているのではなく、とても細部にこだわる人だと気づきました。
応用:「気づきの多い/視野が広がる会議でした」= It was eye-opening.
使いやすさ:★★★☆☆
フォーマル度:★★★☆☆
👉“eye-opening” は「目が開かれるような気づき」を表す上級表現。
ビジネス英語でもよく使われます。
A: How did your one-on-one go with Mr. Green?
グリーンさんとの面談はどうでしたか?
B: It was eye-opening. Once I listened carefully, I realized he wasn’t being rude. He simply expects high standards.
とても気づきを得るものでした。注意深く聞くと、彼は失礼なのではなく、単に高い基準を求めているのだと分かりました。
まとめ
| レベル | 英語表現 | ニュアンス | 使いやすさ | フォーマル度 |
|---|---|---|---|---|
| 基礎 | It was hard, but I learned a lot. |
ポジティブな振り返り | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ |
| 実践 | Tough, but helpful. | ビジネスらしい落ち着いたトーン | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| 応用 | It was eye-opening. | 「新しい視点を得た」というニュアンス | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
💡 復習ポイント!
- tough:厳しい・大変な
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helpful:役に立つ・有益な
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eye-opening:「目からウロコ」のような気づきを得た時に
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build rapport:信頼関係を築く
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take someone’s concerns seriously:懸念を真摯に受け止める
👉相手の努力や改善を「褒めつつ次につなげる」ことがビジネス英語では重要です。単なる「OK」よりも、こうした評価表現を使うと印象がぐっと良くなります🌱