英語学習において失敗しない教材の使い方とは?

こんばんは、TORAIZ イングリッシュコンサルタントのMAIです!

本日の記事では、英語学習での教材面のおすすめをお伝えしたいと思います…!
突然ですが、下記の2択の質問で、どちらが英語学習において効果的かと思われますか?

 

A.たくさんの教材を手当たり次第に進めて行く。
B. 一冊の教材をコツコツと進めて行く。

 

こちら一見すると、Aのたくさんの教材をこなしていく方が良いと感じられるかもしれませんが、
コンサルタント経験を経て感じる事は、Bの教材の使い方の方が確実な定着性に繋がり、おすすめだという事です。下記にて「なぜ、Bの考えがおすすめなのか」という理由をお話出来ればと思います。

 

失敗しない教材の使い方 その1:教材は広すぎず深く使用

まずは、こちらの動画をよろしければご覧ください。

こちらの動画のキャプションにもありますが、こちらは「同じ動画でシャドーイングを3000回やり続けられた結果」のショート動画となります。動画をご確認いただけましたら感じられますように、相違が全く見つからない程の完成度でございます。発話の滑らかさ、抑揚、ナチュラルさ、ご本人様のようにお話されていらっしゃる姿が印象的です。

 

こちらは出だしと少々お話が重複しますが、もし上記の質問のAのように、「たくさんの教材を手当たり次第に進めて行く」を実践された場合、この完成度は生まれていたのでしょうか。

答えの推測とその理由

答えを推測するとすると、Aの方法を実践された場合、この完成度にたどり着くまでBの方法より時間がかかるのではないかと思います。理由としては下記があげられます。

 

・たくさんの教材に触れ練習していくと、1項目の練習時間が短くなり、最終の定着度や完成度に影響が出てくる。
・Bではコツコツと1冊に向き合う為、1項目に掛けられる時間が長くなる。
その為、結果的に最終の完成度が高くなり、Aの方法より1項目を短時間で高精度を目指す事が出来る。

 

「英語を一日でも早く習得したい!」となられた際に、どうしてもたくさんの教材をこなすことがポジティブに見えるかもしれません。しかしながら、スピード感をもって1冊をこなされた時に、「早すぎて何も定着せずに進んでしまった…。」となる可能性があります。

 

どうしてもじれったく見えるかもしれませんが、教材の1項目1項目の分からないフレーズや単語をその場その場で定着するまで練習をこなしていくこと、そうすることで分からなかったフレーズや単語が「ご自身のもの」となり、使いやすさを生みます。

 

「B. 一冊の教材をコツコツと進めて行く」の教材使用法では、最終的にご自身の財産として残るものが大きいと言えるのではないでしょうか。

 

失敗しない教材の使い方 その2:実際の使用を想定した教材選び

上記、「失敗しない教材の使い方 その1:教材は広すぎず深く使用」でお話をさせていただいた通り、英語学習において、たくさんの教材を使用するよりも、1冊の教材をコツコツとこなしていく=教材を広すぎず深く使用することは、非常におすすめしたいこととなります。

 

教材1冊を深く使用していくことは分かった…!となっても、「その教材をどう選んでいくのか」という疑問が出てくるかもしれません。教材につきましては、2点おさえておきたいポイントがございます。

・ご自身が実際に英会話をされることがイメージしやすい教材

・難易度が高すぎない教材

ご自身が実際に英会話をされることがイメージしやすい教材

まず、「ご自身が実際に英会話をされることがイメージしやすい教材」についてです。
こちらは、例えばですがご自身が英会話される場面が、ビジネスシーンで多い場合は、カジュアル過ぎる日常会話の教材よりも、可能であればビジネスシーンが含まれている教材をご使用された方が、実際にご自身が英会話をする場面で、きっと今後役立つフレーズや単語に出会う機会が多いです!

 

上記の点は理由も想像しやすいかもしれませんが、いきなり「ビジネスシーンの英会話で使用する英語を身に着けよう!」と基礎の見直し等が終わってない段階で進まれるのは、早すぎだったりします。
もし、こちらの手順を踏んでしまうと、きっと「分からない!」が多く、継続学習が危うくなる可能性がある為、確実にstep by stepで手順を踏んで参りましょう。

 

そこで、次におさえておきたいポイントとして、下記がございます。

難易度が高すぎない教材

別記事:「シャドーイングで効果が出ない!それは正しいやり方ができていないだけかも?」にも記載のあるように、ご自身のレベル感より少々易しめの教材から学習を進めて参ります。

 

“読めば「9割ほど」わかる、聞いたときに「7割ほど」わかる教材”をこちらの記事でも推奨しているのですが、そこだけ聞くと、易しい教材で学習が身に入るのだろうか!?と思われるかもしれません。しかしながら、ビジネスシーンでの英会話と日常の英会話でも共通していることが、意外かもしれませんが、「スモールトーク」ではないでしょうか。

 

スモールトークは、必ずしもビジネス寄りの会話でない時もあると思います。時事ネタやもしかすると天気の話など意外なお話がスモールトークに繋がる時があるでしょう。

 

その為、易し目な教材から得れる知識やフレーズ、単語はきっと、ビジネスシーンでの英会話でも活きてきます。そして、もちろんビジネスシーンのみならず、コミュニケーションの観点からもご自身の周りの英会話に活きてくると言えるでしょう。

 

終わりに:シャドーイングバディで出来ること

終わりに少々、シャドーイングバディ での題材について触れさせていただきたいと思います。

 

もちろん上記の内容を踏まえ、一般書店さんにて、ご自身のレベル感より易し目で、実際の英会話に使用出来そうな教材を探していただくことも手ですし、はたまたYouTube動画のように、ご自身の興味のある分野や英語アクセントを題材とし、学習を続けらることも良きです。

 

そちらのご自身の学習と併用してでも良いですし、または初の英語学習で何をすべきか分からない…!という場合は、シャドーイングバディを始めていただくこともおすすめです。と言いますのも、シャドーイングバディでは、日々課題がお送りされるのですが、目安としてはそちらを全7ステップ、毎日40分取り組んでいただける仕様となっております。

 

こちらの1課題集中型の点は、「教材は広すぎず深く使用」の点をカバーしていると言えるでしょう。
そして、日々の課題は会話ベースとなるのですが、こちらの会話ベースは様々なシチュエーションを想定しております。

 

会社などを想定したビジネスシーンももちろんございますし、季節やその時々の時事ネタ、日常会話を想定した会話ベースの課題もございます。(最近ですと、頭痛薬を買うシチュエーションや、両替をするシチュエーションなどもございました。)その為、ビジネスシーンでの英会話のみならず、その前後のスモールトークや、ビジネスシーンを離れた日常会話でも活かせるフレーズや単語に出会える機会になると存じます!

 

英語はどうしても、勉強や教科として捉えがちになりますが、英語は言語、あくまでコミュニケーションツールですので、相互間の意思疎通を円滑に図る為にも、会話ベースで英語学習が出来ることは非常に良いと思いますし、おすすめです。

 

レベル感を初級、中級、上級と取り揃えておりますので、ご自身のレベル感より易し目を始めは選択していただき、徐々にstep upを目指していただけますと幸いです。
それでは、また次回記事でお会いいたしましょう!