「〜を禁止する」って英語でどう言う?

スマホ禁止、飲食禁止、撮影禁止…など、日常でも学校や職場でもよく出てくる「禁止」の表現。
でも英語では、シンプルな言い方からフォーマルな表現まで、レベルによって言い換えができます!

今回は「学校でのスマホ使用禁止」を例に、初級・中級・上級で使われている表現を比べてみましょう。

初級:「〜できない」= Students can’t use phones in class

使いやすさ:★★★★★
フォーマル度:★☆☆☆☆

👉 最も直接的で日常的な表現。“can’t”で禁止を表すシンプルな言い方です。
文法的にも中学レベルで使える便利フレーズ!

At our school, students can’t use phones in class.
本校では、授業中の携帯電話の使用を禁止しています。

中級:「許可しない」= Our school currently doesn’t allow students to use smartphones during school hours

使いやすさ:★★★☆☆
フォーマル度:★★★☆☆

👉 “allow”を使って、「許可しない=禁止」という丁寧な表現に。
より説明的で、少しフォーマルな印象を与えます。

Our school currently doesn’t allow students to use smartphones during school hours.
本校では現在、授業時間中のスマートフォンの使用を原則として禁止しております。

上級:「ポリシーがある」= Our school currently has a no-smartphone policy during school hours

使いやすさ:★★☆☆☆
フォーマル度:★★★★★

👉 “policy”という単語を使って、制度や方針としての禁止を表現。
さらに、「気が散るのを防ぐ」「SNSトラブルを避ける」といった背景の理由も添えると、非常に上級らしい表現に!

Our school currently has a no-smartphone policy during school hours, mainly to reduce distractions and avoid social media issues.
本校では現在、注意散漫やSNSトラブルを防ぐため、授業時間中のスマートフォン使用を禁止しています。

まとめ

レベル 英語表現 ニュアンス
初級 can’t use phones 一番簡単で直接的な禁止表現
中級 doesn’t allow someone to use 許可しない → 丁寧な禁止の言い換え
上級 has a no-〇〇 policy 制度・ルールとしてのフォーマルな表現

💡 ちょっとした言い換えで、英語がぐっと自然に!

「禁止する」= “can’t” だけじゃない!
相手や場面に合わせて、丁寧さ・説得力・フォーマルさを調整してみましょう。