【推し活 × 英語学習】好きの力で、楽しく続ける最強メソッド

こんにちは、TORAIZ イングリッシュコンサルタントのYukiです!

「推し活」「英語学習」

一見するとまったく別の活動のようですが、実はこの二つを掛け合わせることで、学習のモチベーションを飛躍的に高められることをご存じでしょうか。

英語の勉強をしなければ…と机に向かうと、つい「今日は疲れたから明日でいいや」と後回しにしてしまう方は少なくありません。けれど、もしその勉強が「大好きな俳優のインタビューを理解すること」「お気に入りの海外ドラマを字幕なしで楽しむこと」につながっていたらどうでしょう? 自然と英語に触れる時間が増え、「もっと知りたい!」という気持ちが原動力になります。

本記事では、推し活を通して無理なく英語力を伸ばす具体的な方法を紹介します。勉強というよりも楽しみながら続ける工夫に焦点をあてているので、これまで挫折を繰り返してきた人にもおすすめです。

 

推しのコンテンツで英語に没頭する

英語学習は続けることが何より大切です。その点、推し活と組み合わせると圧倒的に継続しやすくなります。なぜなら、推しの存在が「もっと理解したい」という強い動機をくれるからです。ここでは、日常的に英語に触れられる推し活の工夫を紹介します。

 

インタビューやSNSを生の教材にする

推しの出演するインタビュー動画やSNS投稿は、英語学習において最高の教材です。テレビ番組や雑誌よりも、推し本人の自然な言葉遣いがそのまま表れているからです。

具体例
海外アーティストがInstagramに投稿するキャプションを翻訳してみる。
YouTubeにアップされたインタビュー動画を見て、字幕を英語に切り替え、聞き取れたフレーズを書き出す。
推しの口癖をリスト化して真似する。

体験談(Mさん・ハリウッド俳優推し)
Mさんは、海外の俳優のInstagram投稿を追いかけていました。最初は「また難しい単語が出てきた…」と感じることも多かったのですが、調べて意味が分かると「なるほど、こういう言い回しをするんだ!」と感動し、そのままノートに書き留めていました。次に同じ表現が出てきたときに「あ、知ってる!」と理解できるのがとても嬉しく、辞書を引くことさえ楽しみになっていったそうです。

 

ドラマや映画を字幕で使い分ける

推しが出演する映画やドラマは、英語学習の宝庫です。重要なのは「字幕の使い分け」です。

具体例
最初は日本語字幕で全体を理解する。
次に英語字幕に切り替えて、セリフを確認。
慣れてきたら字幕なしで挑戦する。

こうして段階的にレベルを上げることで、「聞き取れた!」という達成感が増え、リスニング力も自然に伸びていきます。推しの声や演技を楽しみながら学べるのは大きなメリットです。

体験談(Kさん・アメリカドラマ俳優推し)
Kさんは、推し俳優が出演している海外ドラマを「英語字幕」で繰り返し見ていました。最初は一話の半分も理解できなかったそうですが、「あの場面で言っていたセリフは、こういう意味だったのか!」と少しずつ理解できるようになり、最終的には字幕なしで物語を追えるまでになったそうです。推しの演技を楽しみながら力がついた、と嬉しそうに話していました。

 

歌詞から英語表現を学ぶ

音楽が好きな人にとっては、歌詞が最高の学習素材です。特に推しの曲なら繰り返し聴いても飽きないため、自然にフレーズが頭に入ります。

具体例
歌詞をプリントアウトして、分からない単語にマーカーを引く。
音楽アプリで歌詞を見ながらシャドーイングする。
よく出てくる表現を「推し語録ノート」にまとめて、自分の会話に取り入れる。

音楽を楽しみながらリスニングと語彙力を鍛えることができるため、勉強感が少なく続けやすい方法です。

体験談(Nさん・韓国アーティスト推し)
Nさんは、好きなアーティストの歌詞をノートに書き写し、分からない単語に蛍光ペンを引いていました。ライブで実際にその曲を聴いたとき、意味を理解した状態で歌詞を口ずさめた瞬間に「推しと同じ言葉を共有できた!」と鳥肌が立つほど感動したそうです。その経験が、英語学習を続ける大きな支えになったと語っています。

 

推し仲間と学習をシェアする

推し活は一人でも楽しいですが、仲間と共有するとさらに盛り上がります。英語学習も同じで、推しを通じたコミュニティを活用すると仲間がいるから続けられる状態を作れます。ここでは、推し仲間と一緒に取り組む英語学習の方法を紹介します。

 

オンラインファンコミュニティで英語を使う

海外ファンが集まるコミュニティやSNSでは、英語でやり取りする機会が豊富にあります。

具体例
Xで推しの海外ファンの投稿に簡単な英語でリプライする。
国際ファンフォーラムで感想を英語で書き込む。
Instagramでハッシュタグを追いかけて、海外ファンのコメントを読んでみる。

初めは”Good job!”や”I love this scene!”など短い表現で十分です。小さな発信を繰り返すうちに、自然とアウトプット力が伸びていきます。

体験談(Rさん・ヨーロッパ出身バンド推し)
Rさんは、Xで推しの海外ファンに”I love this song too!”と短いコメントを送ったことがありました。たった一言でしたが、相手から”Me too! Which part do you like most?”と返事をもらい、「自分の英語が通じた!」という喜びを体験したそうです。それ以降、勇気を出して少しずつ長い文を書けるようになったとのことです。

 

推し友との「英語シェア会」

同じ推しを持つ友人と定期的に学習をシェアするのも効果的です。

具体例
お気に入りのセリフや歌詞を一人ずつ持ち寄り、意味やニュアンスを解説し合う。
英語インタビューを一緒に見て、分かった部分を共有する。
推しの情報を英語で要約して報告する。

仲間と共有すると「自分ももっと理解できるようになりたい」と刺激を受け、自然に学習時間が増えます。

体験談(Yさん・ディズニー映画推し)
Yさんは、友人と一緒に推し英語会をしたことがあります。それぞれが好きな歌詞やセリフを持ち寄り、「ここはこういうニュアンスかな?」と話し合う時間はまるで趣味の延長。普段の勉強会だと気が重くても、推しの話題になると自然に盛り上がり、気づけば英語表現がどんどん頭に残っていました。

 

イベントや現地参戦で実践する

推しの海外コンサートやイベントに参加することを目標にするのも大きなモチベーションになります。

具体例
チケット予約サイトの英語表記を自力で読み解く。
現地のファンと交流するために自己紹介フレーズを準備する。
推しのグッズ購入サイトで英語注文に挑戦する。

「推しに会いたい!」という強い動機が、勉強の先延ばしを防ぎ、英語力を実践的に鍛える場にもなります。

体験談(Aさん・イギリス歌手推し)
Aさんは、海外コンサートに参加する前に「自己紹介フレーズ」を必死で練習していました。現地で同じアーティストを好きな外国人に声をかけ、”I came from Japan to see him!”と伝えたら、すごく喜んでもらえたそうです。その経験は、「もっとスムーズに話したい」という新たな学習意欲につながったとのことでした。

 

 

推し活をきっかけに学習習慣をデザインする

推し活と英語学習を結びつけるメリットは続けやすさだけではありません。推しを中心に学習習慣をデザインすることで、英語が日常生活に自然と溶け込みます。ここでは、学習を習慣化するための工夫を紹介します。

 

推しルーティンを作る

推しに関連する英語コンテンツを毎日の習慣に組み込むことで、勉強を無理なく続けられます。

具体例
朝の通勤で推しのポッドキャストを聴く。
夜寝る前に推しのSNSを英語でチェックする。
週末は推し出演の映画を1本観る。

このように「推しコンテンツ=学習タイム」と決めることで、学習が苦痛ではなく楽しみに変わります。

体験談(Sさん・アメリカ俳優推し)
Sさんは、毎朝の通勤で推しの出演するポッドキャストを聴いていました。最初はBGM感覚でしたが、毎日聴いていると「あ、この単語昨日も出てきた」と気づくことが増え、自然に耳が慣れてきました。英語を勉強している意識はなく、推しの声を聞くのが日課という感覚で続けられたのが良かったそうです。

 

推しノートや推し単語帳を作る

学習の成果を推し専用にすることで、愛着を持って続けられます。

具体例
推しの写真と一緒に学んだ英語フレーズを書き込む推しノート。
歌詞やインタビューから拾った単語だけを集めた推し単語帳
推しの名言を英語で書き写して、自分の座右の銘にする。

視覚的にも楽しい学習ツールができあがるので、復習するのも苦になりません。

体験談(Eさん・アニメキャラクター推し)
Eさんは、推しキャラのイラストを貼ったノートに学んだ英語表現を書き込んでいました。「このセリフは彼が映画で言っていた台詞」と記録することで、その表現に強い記憶が紐づき、復習が苦にならなかったそうです。ノートが増えるたびに推しと一緒に英語力が積み重なっていると実感できたと言います。

 

目標を「推し」にリンクさせる

学習目標をTOEIC何点といった数字だけでなく、推しに関することに置き換えると達成感が高まります。

具体例
推しのインタビューを字幕なしで理解する。
推しのSNS投稿に英語でコメントする。
推しの海外イベントで現地ファンと会話する。

 

まとめ

推し活は、ただ楽しいだけでなく英語学習において強力な武器になります。推しのコンテンツを教材にすれば、自然と英語に触れる時間が増え、モチベーションを維持できます。仲間と共有することでアウトプットの機会も広がり、さらに「推しルーティン」や「推しノート」で習慣化すれば、学習が日常に定着します。

英語学習は「好き」と結びつけたときに最も力を発揮します。ぜひあなたの推し活と掛け合わせて、楽しみながら英語力を伸ばしてみてください。推しへの愛が、そのまま成長のエネルギーになるはずです。

ではまた次の記事でお会いしましょう!